新規参入企業に対抗、大手3社がキャンペーン

2018年07月12日

電力会社など新規ガス小売り参入企業に対抗し、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの大手3社が相次いで販促キャンペーンに乗り出している。新規で電気を契約すると、期間限定で割引料金やポイント付与、ギフトカードのプレゼントなどをする。ブランド力を有する鉄道系や原発再稼働で値下げに転じた電力会社の攻勢に対し、ガスと電気のセット契約で顧客防衛を図る考えだ。

東京ガスは13日から9月26日までの約2カ月間、新規で電気を契約すると、3カ月分の電気代を10%割り引く「でんきdeラッキーキャンペーン」を実施する。
さらに9月までの3カ月間、会員サイト「myTOKYOGAS」の新規会員獲得キャンペーンも展開している。期間中に会員登録すると、抽選で毎月パッチョポイントを10人に5000ポイント、100人に100ポイントプレゼントする。
同社はサイト会員限定で電気の支払い1000円ごとに15ポイントを付与する。メルマガなどを通じ、会員になってもらうことでガスも電気も東京ガスを選ぶことで得られるメリットを訴求する狙いだ。

大阪ガスは7月から9月までの3カ月間、「夏からおトクアップキャンペーン」を実施中だ。新規の電気契約者の中から抽選で500人に5000円分の三井住友カードVJAギフトカードをプレゼントする。
同社は料金値下げを発表した関西電力に対抗し、7月1日から電気料金を従来料金より約4・6%値下げした。使用量にかかわらず関電より安くなっている。キャンペーンは、電気顧客の獲得に弾みをつける目的で値下げに併せて行っている。同じ期間、関電も基本料金2カ月分0円などのキャンペーンを実施している。

東邦ガスもガスと電気のセット契約で割安になるポイントキャンペーンを8月から開始し、来年5月20日まで行う。
7月以降に新たにガス・電気のセット契約をした場合は1万ポイント(有効期間2年間)を、6月以前にガスと電気を個別に契約し、今回、セット契約した場合は3000ポイント(有効期間1年間)を進呈する。1ポイント1円として、毎月のガス料金と電気料金それぞれの請求金額の最大5%分を、翌月のガス・電気料金の請求金額に自動的に充当し、月々の料金を実質的に割安にする。ポイント進呈や一部サービスを無料にするなど、2年間で最大2万6800円分、割安になる。
キャンペーンを通じてガス・電気のセット契約者の拡大を図るとともに、緊急駆け付け、ガス機器の清掃・点検などを行う「らくらく暮らしサポート」をはじめとした多彩なサービスを体験してもらい、顧客の囲い込みを図る。

(ガスエネルギー新聞7月9日付)

スマートエネルギー情報局TOPに戻る
PR
PR
PR
バックナンバー一覧 »

POWERED BY

  • ソーシャルメディアの公式アカウントOPEN!
    TwitterFacebookページでも最新記事の情報などを配信していきます。「フォロー」・「いいね」をよろしくお願いします!
Twitter
RSS