太陽光の自家消費でCO2を3%削減、コージェネも活用する先進工場

長町基,スマートジャパン

2017年09月21日

インク製造大手のDICは、茨城県の自社工場の遊休地にメガソーラーを建設する。発電した電力は工場で自家消費を行い、中期経営計画で掲げる温室効果ガス排出量の削減を促進する狙いだ。

DIC(旧大日本インキ化学工業)は、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量の削減を目的に、有機顔料などを生産する鹿島工場(茨城県神栖市)の遊休地にメガソーラーを新たに設置することをこのほど決定した。同設備は工場内で使用する電力用で、2017年8月に着工し、2018年1月の完成を予定している。発電出力は1600kW(キロワット)、年間発電量は1700MWh(メガワット時)を見込む。太陽光発電の導入により、鹿島工場のCO2排出量を2016年比で約3%削減する狙いだ。

「鹿島工場」の外観 出典:DIC

DICグループでは2016年度から「温室効果ガスの排出量(絶対量)を毎年1%削減し、2020年までに2013年を基準に7%削減」とする中期目標を独自に設定している。今回の効果をグループ全体で評価すると、2013年比で0.2%の削減に寄与することとなる。

鹿島工場は、コージェネレーションシステム(熱と電力の併給設備)と再生可能エネルギーを導入しており、購入電力とのベストミックスに積極的に取り組んでいる。中でも、再生可能エネルギーの活用については、バイオマスボイラーや風力発電、太陽光発電を導入し、同社グループの地球温暖化防止への取り組みに大きく貢献することを目指している。こうした取り組みで鹿島工場では既にCO2を年間約2万5900トン削減しているが、今回のメガソーラー導入により、さらに年間1200トンのCO2削減を実現する計画だ。

DICグループは、サステナビリティ活動の一環として工場・研究所・オフィスなどから排出するCO2の削減を継続して進め、今後も、グローバルで温室効果ガスの削減に努め、サステナブルな社会の実現に貢献していくことにしている。

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