エネルギー用語集

2018年01月30日
バーチャルパワープラント(VPP)

需要家側エネルギーリソース(太陽光、蓄電池、自家発電、ディマンドリスポンス等)を、IoTを活用して統合制御し、あたかも一つの発電所のように機能させること。「仮想発電所」(=Virtual Power Plant)とも呼ばれる。
 

パリ協定

フランス・パリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)において平成27年12月に採択された、京都議定書に代わる温室効果ガス削減のための新たな国際枠組み。地球温暖化対策の歴史上はじめて、すべての国が参加する合意。世界共通の長期目標の設定や、すべての国が実施状況や削減目標を報告し、レビューを受けること等が盛り込まれた。
 

BCP

Business Continuity Plan (事業継続計画)の略。エネルギーの観点では、施設によって災害時に求められる機能が異なるため、それに合わせた準備をしておく必要がある。基本的には、エネルギーの多様化や分散化として、電気・ガス・油燃料・自然エネルギーなどのベストミックスの考え方がとられ、非常用発電機やコージェネレーションシステム、蓄電池などが導入されることが多い。また、まちづくりの視点においては、BCPにL(生活)の概念を加えた、BLCP(事業生活継続計画、Business and Living Continuity Planの略)という考え方も重要である。
 

分散型電源

需要地やその近傍に電源を分散設置して発電するシステムのこと。太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの他、コージェネレーションシステム(燃料電池、ガスエンジン、ガスタービンなど)などが該当する。従来からの大規模発電と比べて、送電ロスがないことや、コージェネレーションシステムの場合には廃熱利用できることなどのメリットがある。
 

BEMS

Building Energy Management Systemの略で、業務用ビルのエネルギー管理システムのこと。ビル内の機器・設備などの運転データ、エネルギー使用量を計測し、運用制御することによって、省エネルギーを図るもの。住宅向けにも、HEMSと呼ばれるエネルギー管理システムがある。
 

未利用エネルギー

生活排水や中・下水、河川水や海水、変電所や工場の排熱、地下鉄や地下街の冷暖房排熱等、今まで利用されていなかったエネルギーのこと。
 

メタンハイドレート

メタン分子を水分子が取り囲んでいる氷状の結晶。1立方メートルの固体のメタンハイドレートから、およそ165立方メートルの天然ガスが生成される。世界各地の大陸周辺の海底など、低温で高圧な条件下で存在している。日本の近海200海里内にも多量のメタンハイドレートが確認されており、現在わかっているだけでも日本で消費される天然ガスの約100年分が埋蔵されていると言われている。商業的産出に向け、日本でも官民挙げた開発計画が進められている。

 

 

レジリエンス

「弾力」「復元力」「(病気などからの)回復力」「強靱さ」といった意味から転じて、防災の分野において、大災害に際して、①人命は何としても守り抜く、②行政・経済社会を維持する重要な機能が致命的な損傷を負わない、③財産・施設等に対する被害をできる限り軽減し、被害拡大を防止する、④迅速な復旧・復興を可能にすることをめざす考え方として用いられるようになった。(例:ナショナル・レジリエンス(国土強靭化))

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